企業の広報担当者様は、いかに効率良く自社や自社製品・サービスの宣伝を行うかということに頭を悩ませているのではありませんか？現在のようにインターネットが普及する前であれば、テレビやラジオのCM、新聞の折り込みチラシなどがより多くの人の目に触れる宣伝媒体でした。

しかしながら現在は、不特定多数に向けた宣伝ではなく、よりユーザー1人1人に向けてカスタマイズした広告が主流となっています。たとえば、検索エンジンの検索履歴やウェブブラウザの閲覧履歴、大手通販サイトの購入・商品閲覧履歴からユーザーの好みを推測し、類似商品の広告を出す手法が挙げられます。この手法は、この記事をお読みの皆さんも経験があるのではありませんか？実際、このカスタマイズされた広告は、クリック率が他の広告と比べて高くなる傾向があり、一定以上の効果を上げています。

とはいえ、デジタルデバイスにおける宣伝は、顧客の趣味嗜好を把握していることが前提となるため、人によっては「監視されているようだ」と感じることがあります。カスタマイズされた広告に不信感を感じ、カスタマイズ広告を表示する際に利用されるCookieをこまめに削除したり、そもそもCookieが収集されないプライベートモードを利用したりしてウェブブラウジングをする人も少なくありません。

個人に向けた宣伝手法が効果的であることは事実です。しかしながら、ユーザー側の個人情報保護意識が高まっているため、必ずしも効果を発揮するとは言えない状態になっています。

では、このような場合にも効果的な宣伝手法とはなにでしょうか？答えは、「特定個人に向けたものである」という雰囲気を薄めることです。

広報担当者様であれば、ノベルティグッズについてはよくご存知でしょう。これが非常に効果的な広報の手段なのではないかと、一部で話題になっています。ノベルティグッズは宣伝のために、自社の名称をグッズにあしらっています。一般消費者向けであれば、そのアイテムの画像がSNS上に掲載されることで、宣伝効果が生まれます。企業向けノベルティであれば、普段目につく場所にアイテムがあるだけで、自然とサービス名が目に入ります。

人は初対面で嫌悪感を抱かなかった場合、何度も見かけることでだんだんと好意的な感情を抱くとされています。これを心理学で「初頭効果」と言います。これを応用するのです。

重要なことは、使いやすく身近なものであることです。痒いところに手が届く様な機能を有しているとなお良いでしょう。企業向けにも、一般消費者向けにも頒布できるノベルティグッズの例として、名入りタオルをおすすめします。

名入りタオルは、新年のあいさつ回りの際に持参するのはもちろん、ちょっとした粗品などにも転用可能なため、取り回しの良いアイテムです。おしゃれなデザインのタオルも良いですが、シンプルに吸水性が高いものや、手触りの良いタオルを発注するとどんな場面でも使えるためおすすめです。